こんにちは。らむねです。
近年、熟年離婚や晩年離婚などは珍しい話ではありません。
いつか離婚したいと思い続けながら、生活の為に長年我慢し、
子どもの自立などによりそれを実行するときが、ついにやってくるのです。
今回は、そんな晩年離婚のお話です。
結婚生活43年、妻が晩年離婚を決めて幸せを手に入れるまで
椎名洋子さん(69歳)は、夫・秀治さん(71歳)と結婚して43年目になります。
2人の子どもも自立して、今は3人の孫にも恵まれました。
しかし、洋子さんにとってはここまで苦労の連続でした。
もともと自営業でバーを経営していた秀治さん、交際中は優しく紳士的でしたが、
結婚した途端、交際中には見せていなかった本性を出してきたのです。
秀治さんはお酒と女性にだらしなく、
女性のところに入り浸りしばらく帰ってこない日が続いたかと思えば、
急に家に戻って来て普通に暮らし始める……
家に戻ったかと思えば仕事以外は飲み歩き、ほぼ家には帰らない。
こんな生活の繰り返しでした。
それについて洋子さんが、秀治さんに何か意見を言うと、
急に怒り暴れるので、世間体や生活のためにも黙っているしか方法はありませんでした。
生活のために我慢をするしかない?
さらにひどい時には、借金取りが突然家に来たことも。
お金にだらしがない秀治さんが、毎月きちんと洋子さんに渡してくれるはずもなく
洋子さんは子ども2人を育てながら、内職やパートをして、必死で家計を支えてきました。
しかし、40代に差し掛かったころ秀治さんは突然、それまでの仕事を辞めて知人の工場で働き始めました。
秀治さんの私生活は相変わらずでしたが、
ある程度収入が安定し家にも入れてくれるようになったことで、
子どもの為にもこのまま生活していけるかもしれないと、この時の洋子さんは思ったそうです。
しかし、洋子さんは裏で着々と離婚の準備を進めていたのです。
専業主婦の洋子さん、どうやって離婚を切りだす?
(2018.09.03)